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「オペレーションマネジメント」のソリューション事例

地方中堅食品スーパー

~ローコストオペレーション構築のためには全ての仕組みを見直す~

地域に密着して10店舗を構えるスーパーの「現場」で、環境負荷低減と人時生産性のアップの両立を目的に、電気の“見える化"を手段とし取り組んだ際に、「現場」で起きたこと(成果)を7つ記します。ひとつひとつが価値ある結果であり成果でした。それぞれが現場におけるローコストオペレーションの構築に大きな役割を果たしています。

  • 電気代にして年間で1,650万円相当の削減、CO2削減として510トンが見込める
  • 各店舗に、コスト削減委員会的な小集団活動の塊が出来、活動の成果発表が相次いだ。
  • 毎月1回全店長会議で、小集団活動における削減成功事例が共有化されるようになった。
  • 人時生産性と電気代の削減率の関連性を継続してウオッチすることで、店舗ごとの課題がより明らかになった。
  • 生産性のアップために全店舗にTV会議システムが導入された
  • 取引先300社を集めての、自社のコスト削減への取り組みのプレゼンテーションと、メーカーを中心とした取引先に参考になるコスト削減の考え方と手法の講演会の実施

同社の徹底したローコストオペレーション体制のもう一段の構築には、ひとりでも多くのパートさんを巻き込むしかないとの結論から、そこへのコスト意識の醸成というソフト面、つまり、経費意識であり、効率化意識の育成に向けた取り組みを中心に伴走しました。

ここでも採用されたのは店舗電力の見える化システム『見えタロー®』でした。一定の電気量を超えると個々人の携帯電話に連絡が入るシステムにより、店長のみならず、各売り場の主任やその下で働くパートさんにまで電気使用の状況をリアルタイムに知らせることで、使用していない場所の無駄な電気をこまめに消すと言う意識付けを徹底して行いました。

結果、電気に留まらず、ガスの無駄、設備の使い勝手の悪さによる無駄が沢山見えてきました。売り場ごとに照明のオン・オフを出来るようにして欲しい。店内に温度計をあと10箇所は増やして欲しい。冷凍ショーケースごとに電源の入り切りは出来ないのか?無駄な蛍光灯やスポットライトをはずして欲しい・・。きりがないくらいの要望が現場からあがってきました。その中には、コスト意識に目覚め、時間がコストであることに気がついた店長から、店長会議で本社に集まる時間がもったいない。是非TV会議システムを導入して欲しいとの声までありました。現在このTV会議はシステムは店長会議のみならず、新商品や強化商品のお客様への説明のしかたを全店に伝えるためにも使われだしています。また、各店舗の小集団活動もマイ箸の普及やレジ袋の有料化をいかにコストを掛けずにやれば善いかの研究に発展し、CO2削減のための地産地消の推進、果ては、レジ周りの接客にエンターテイメント性を持たせて、販売効率をあげることは出来ないかを議論するようにまでなっています。既成概念に囚われることなく、ローコストオペレーション構築のためには全ての仕組みを見直す企業風土が出来上がりつつあるのです。取引先を巻き込んでコストマネジメントの講演会を行い、自らのローコストオペレーションを構築のための一助とすることも、その風土の中で考え、練られたられた秀逸な企画でした。

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